日本の宗教– category –
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鎌倉新仏教の見方 – 形成・深化・展開 –
鎌倉新仏教とは、平安時代末期頃から鎌倉時代にかけて誕生した日本の仏教のことをいう。”新”仏教と言われると現代人からすれば、「鎌倉時代は十分に古い時代だろう」... -
明治新政府による修験道の廃止 -明治期は神仏習合が大変動する時代だった-
明治維新以降、新政府は神道国教化の政策を掲げた。その一環である神仏判然令により、神と仏をはっきりと分けるよう政府は命じている。神仏習合の一例である修験道も、... -
古代日本人にとって『神』とは何だったのか?ー考古学資料と文献史料から探るー
日本人の文化や信仰は自然や祖先への信仰と深く結びついているといわれる。しかし、実際は、どうなのだろうか。本記事では、日本国の起源である奈良時代前後を中心に、... -
牛頭天王 -神でも仏でもない「カミ」-
皆さんは牛頭天王(ごずてんのう)をご存知だろうか。googleで検索してみると冒頭に以下のような記載があった。”牛頭天王はインドの祇園精舎の守護神であり、素戔嗚の本地... -
19年所属し排斥から20年経ったわたしがエホバの証人を辞めたばかりの人に伝えたいこと
本記事はエホバの証人という宗教団体を辞めた方に向けて書いています。 「30年間エホバの証人だったが辞めたばかり」の方がTwitterで苦しみのつぶやきをされていた。教... -
宗教年鑑でわかる、神道の定義と分類
神道という言葉から、皆さんは何を思い浮かべるだろうか。私は、神社といえば伊勢神宮や出雲大社を思い浮かべることができたが、神道といわれても、ぱっと具体的に何か... -
宗教年鑑でわかる、日本の仏教史
今日、仏教といえばお坊さんやお寺がぱっとイメージできるほど身近な存在だと思われる。家によっては代々宗派が決まっている場合もあるだろう。 また、仏教についてよく... -
日本人にとって神とは何かー「神道-SHINTO-The way of the Gods」を読んでー
イギリス外交官として幕末から明治にかけて日本に二十数年滞在したウィリアム・G・アストン著作、日本に固有の民俗的信仰の体系である「神道」-当時の貴重な資料や伝承... -
神仏習合と神仏分離―継承される信仰―
明治時代、神仏判然令により神と仏は分離され、神仏習合は終焉を迎えた・・・ 本当にそうだろうか? 神仏習合の時代が長い時代続いてきて、簡単に分けることが果たして... -
国家神道とは何だったのか
明治時代以降、近代国家の体制の下、神道は大きく形を変えていった。 これまで、長きにわたり神仏習合の形態をとってきた神道と仏教の関係が変わったのである。 明治の... -
山王信仰 -山岳信仰と仏教- 神仏習合の一例
前回の神仏習合の記事では、仏教伝来から始まり、神と仏の関係性が3つに分類されることを紹介した。 そして最後に、その関係性の中で最も進んだ考え方である本地垂迹説... -
神仏習合の歴史
【仏教伝来】 仏教伝来の時期については諸説あるが、教科書的にいえば538年に仏教が百済から日本に伝わったとされている。 仏教との関わり方について、蘇我氏(仏教を積...
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